アメリカCEOの高騰する報酬
【10億円の大台突破と不正疑惑で株主の怒りが止まらず】
アメリカ主要企業100社のCEOは、2005年度の収入が10億円を超える。
(年間の報酬(給与+ボーナス)とストックオプション行使の合計額)
しかし、現金化されていないオプションや株式付与はここには含まれていない。
さらにストックオプションの不正疑惑が浮上
株価が安値の日までオプションの発行日をさかのぼる日付操作の不正が疑われる企業は、なんと100社近くに及び、すでに複数の企業が提訴されている。
米証券取引委員会(SEC)も監視強化の方針
まず、ストックオプションを含めた役員報酬の開示レベルを上げる。なぜこの金額になるのか、という報酬決定プロセスをより透明化し、業績連動型の評価指標へと見直しがなされる模様。
CEOの高騰した報酬は終焉を迎えつつある。